東京都
東京都民は資本主義的な性格
東京都のいわゆる地域社会=コミュニティといえば、むかしは下町のコミュニティでした。
江戸っ子たちは「火事とケンカは江戸の華」といわれているように、せっかちでケンカっ早い、それでも情に熱いという性格を持っていました。
戸締りや貯蓄の手段があまりなかったことも影響しているようですが、盗みも頻発。
火事に関しては、「大火事」は100回以上を超える記録が残っています。
そうしたことから、「盗まれたり、焼けたりするよりは」ということで「宵越しの金は持たない」という気質が生まれたといいます。
そんな江戸っ子の性格と、現在の東京都民の性格はずいぶん違います。
経済が発展して、現在の東京都の人たちはより「資本主義的」な性格にシフトしてきているように思われます。
つまり、極端に言えば年収や貯蓄額で人の価値が決まる世の中だということです。
そうした面から、いわゆる「コミュニティ」といったものが崩壊し、「個人主義」の世の中になってきているといえるでしょう。
そういう意味では、本当に出会う、ということは難しくなってきているのかもしれません。
逆にいえば、その場限りの出会いというのは、そんな個人主義のさびしさを紛らわすためのものなのでしょう。








