山梨県
山梨県民の「無尽」コミュニティ
山梨県人のコミュニティの特徴的な仕組みとして、「無尽」というものがあります。
複数の人が組織に加盟する相互銀行のようなもの。
その組織に加盟する人が、定期的に、あるいは不定期的に、金品を一定の額払い込んで、そのプールしたお金から、セリや抽選によって、金品の見返りを受け取る、といった仕組みになっています。
こうした仕組みがあること自体、コミュニティの特徴的なところで、あまり他の県のコミュニティには見られない仕組みです。
こういった金品を融通しあう仕組みが生まれた背景も、四方を高山で閉ざされ、釜無川では水害がよく起こり、人の住める地域はとても少なく、土壌は火山灰で生産性が低いという、かなり過酷な状況に、山梨県の人たちが置かれていたからにほかなりません。
そうした意味では、やや協調性や円満さに欠ける部分があることも、その他の地域に山梨県人が移住するときや、あるいは「よそもの」が山梨県に入ってきたときに、衝突してしまうこともあるのは、仕方のないことなのかもしれません。
こうした気質は、「メチャカもん」という言葉にもあらわれています。
負けず嫌いで執念深いで、仲間意識の感じられるところと、そうでないところで、お金や労力のかけ方がまるで違うといいます。








